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散歩のしつけ

ホールドスチール(束縛制止法)

ホールドスチール(束縛制止法)とは、犬を後ろから抱くように座らせ拘束し、そのままじっとしていられるかどうかで服従本能を発達させるしつけの方法である。犬が落ち着いたら、口や耳、前足や爪などを触って、抵抗するかどうかを試す。

この触る行為を「アタッチメント」という。抵抗しないようであれば、飼い主に服従したしるしである。犬は、自分より地位が低いものへは、後ろにいられることを嫌がる性質があるので、これに対して抵抗しないようにすることで、飼い主に対する信頼を育てようとするものである。

次に、犬を伏せの状態にして、飼い主が上に乗ってしまうことで、犬を拘束する。落ち着いているようであれば、ここでもアタッチメントを行う。この時、犬に横にしてみて、お腹を見せて寝るようあれば服従のしるしである。ここで、重要なポイントは、犬が暴れても決して離してはいけないということである。

暴れれば離してくれると逆の学習をしてしまうからである。そして、犬を拘束しても、じっとしていられたら、褒めてあげるのである。最後に、解放するときは一気に解放するのではなく、ゆっくりと解放させるのである。寝ている状態から伏せの状態にし、そして座れの状態にしていくという順番でゆっくり解放してやるのである。このホールドスチールは、20~30分かけて行うものである。

ホールドスチールについては、賛否両論あるようである。この方法は、イギリスを中心としたヨーロッパでは普及しているようであるが、日本ではまだ反対するトレーナーもいる。