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散歩のしつけ

オペラント式訓練技法

オペラント条件付けとは、心理学で開発された技法である。心理学を学ぶと必ずといって良いほど登場する有名なコトバである。オペラント条件付けでは、「報酬」をもらえる条件を正の条件付けといい、反対に、「罰」を避けるための条件を負の条件付けという。

有名なものは、パブログの犬やスキナーボックスである。前者は、犬に餌を与えるときにベルを鳴らすことを繰り返すと、ベルと鳴らすだけで犬は唾液を垂らすようになるという研究のことである。

また。後者はネズミをつかった実験で餌を与えるときにレバーを押させるのだが、レバーを押すと餌がもらえると、レバーを押す頻度が高くなるというものと、レバーを押して電流を流すと反対にレバー押す頻度が下がるなどの研究のことである。

このような「報酬」と「罰」を犬の訓練に応用したものが「オペラント訓練技法」である。犬の訓練の「報酬」として用いられるものは、少量の肉などである。座れ、待て、伏せなどの行動ができたら、報酬を与えるのと同時に褒め言葉と頭を撫でるなどの「褒美」を与えるのである。

「罰」としては、リーダーウォークの際に、犬が先に行こうとしたら無視するとか、反対方向に行くなどの行為を飼い主が行うことなどである。また、好ましくない行動を犬がとった時に「いけない」「ダメ」と短いコトバで叱ったり、床などを叩いて音を出すことも「罰」の一種である。決して、犬を叩くような暴力的な罰の与え方しないようにしなければならない。