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犬のしつけの基礎知識

権勢症候群診断

権勢症候群は、人間と威嚇したり、人間に噛みついたりという問題行動のことであるが、この権勢症候群を診断するテストがある。

このテストは、犬のできることと犬の賢さ、犬種別の点数、犬の性格の4つが得点化されており、犬のできることから犬の賢さを引き、犬種の点数と犬の性格の点を足した総合点で判定が行われる。

犬のできることのテストは11項目から成り、誉めたとき、名前を呼んだとき、食事のとき、仰向けにさせたとき、おもちゃを与えたとき、散歩のとき、命令したときなどの犬の反応の有無をテストするものである。犬の賢さのテストは、道順、時間、番犬行動、飼い主への甘え方、食事やおもちゃへの執着、マーキング行動、命令への服従などを含む17項目から構成されている。

この2つのテストは、その行動がある場合10点としてカウントしていく。次の犬種別の得点は、犬種により0~14点で設定されている。最後の性格別の得点は、6つの性格があり、陽気かどうかで2項目、臆病かどうかで2項目、他人に慣れるかどうかで2項目で構成されている。それぞれの項目の有無に対し、-5点から6点の点数が設定されている。

これらのテストの総合得点が、50点以上であれば権勢症候群の心配はなく、26~50点だと予備群、25点以下だと権勢症候群と判定される。1~25点までは、しつけ教室に通う程度の症状であるが、0点~-100点の場合は深刻で専門家の相談する必要があるとされている。特にひどい場合には、抜歯や去勢まで考えなければならない。