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犬のしつけの基礎知識

犬の本能

犬は、祖先であるオオカミの習性を多く受け継いでいる。そのうち、群棲本能、服従本能、権勢本納の3つは、犬のしつけにおいて知っておくべき重要な本能である。 一つめの「群棲本能」とは、群れという集団を作って生活することをいい、この群れはリーダーを中心とした縦社会で、リーダーの存在は絶対的なものである。

二つめの「服従本能」とは、群れという縦社会の集団のなかでは、階層の序列がはっきり決まっていて、下の階層の犬が上の階層の犬に従うことをいう。

三つめの「権勢本能」とは、群れの中で階層の上の犬が、階層の下の犬にリーダーシップを発揮することをいい、上の犬が下の犬に命令を下そうとする本能である。この権勢本能が高いことは、実はストレスの要因となると言われており、寿命を縮めるとも言われている。

犬によって「服従本能」が強い性格の犬、「権勢本能」が強い性格の犬がいる。しつけという観点では、「服従本能」は育てていくべき性質のものであるが、反対に「権勢本能」は、できるだけ育てないようにしなければならない。そのためには、「甘やかし」は良くないしつけ方の一つで、甘やかすことで、犬は飼い主を自分よりも下の階層の者と思ってしまうからである。

何でも言うことを聞いてしまうということは、「服従」していると捉えてしまうからである。だから、犬の家庭内でのしつけにおいては、自分は家族の中で最も一番下の階層であると思わせることが重要である。